麦酒のス々メ [酒]
私、義塾の創始者:諭吉先生の教えを忠実に守っております。
先生実は幕末を代表する酒好きとしても名高いのです。
数あるアルコールの中でも、特に愛したのがビールだったんですっ。
先生が外遊で知った西洋人の生活様式について綴った「西洋衣食住」という本には次のような記述があるそうです。
「ビィール」と云ふ酒あり。是は麦酒にて、其味至て苦けれど、胸膈を開く為に妙なり。
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ビールを飲むと「胸の内を開いててしまう」と書いてるとこは、活発な論議にふさわしい酒だと考えていたようです。彼の自宅には常にビールが用意されており、知人が来ると大瓶のビールが出されたのだとかっ。
しかし先生の境地には未だ及びません。
先生は30代中頃には、健康上の理由から節酒に励み、
「とうとう酒欲を征伐して勝利を得た」
とと宣言するに至ったそうですがっ・・・
私にはとても宣言できません。
そしてその「ビィール」が日本に来たのは、江戸時代のオランダ人から。しかし、実際に普及したのは、ペリーが来航して船上で幕府高官を説得するための催しの際に出したのを始めとした開国後だそうです。当時はイギリスのBass Pale Aleがよく輸入されてたとか。
その後、ビィールが日本で初めて醸造されたのがなんと横浜なんですっ!!
小さな醸造所が統合された後の本格的な醸造所は、横浜市山下の「ジャパンブルワリー」だそうです。そして、そこから1888年(明治21年)に、キリンビールというブランドが生まれます。
つまり・・・横浜に住んでいて、福沢先生の教えを学んだ私が、
「ビィール」を愛し大量に消費するのは・・・
宿命だったんです。
そして28日は横浜の開港記念日デス。
「 ビィール」を愛した先生と横浜に乾杯
宿命か、運命か…いづれにせよ、数奇ですねえ?!
最近では復刻ビールがこぞって売り出されていますよね。
ラベルが可愛くて、お店で見るとつい見入ってしまう…
では、Haruさんは麒麟派ですか??
by キャンベル (2007-05-28 17:30)
宿命、運命???うーん・・・
でも適度(!)な飲酒は必要よね。
人間関係も円滑にしてくれるし・・・。
当時、結構飲めたので、
外地では毎回「クルールームお付き合い部隊」でしたが、
なんだかんだと楽しかったわ。
翌日の仕事もやりやすかったしね。
私はエビスがやはり好きです。
by ともら (2007-05-29 01:40)
私は麒麟ブラウンマイスター・Premium MALTS・エビス派です。
そー、しっかりとした味わいがいーんですよねー。
>ともら
いまやクルールームも過去の物・・・ほとんどなくなりましたよー。
by Haru (2007-05-30 23:17)
じゃ、飲んべえってことですね。。
by キャンベル (2007-05-31 00:35)
キャンベル>
ビーラーと言ってください。
by Haru (2007-06-01 17:00)